アスベスト工事監視技術者実践研修のご案内 その2
2025/06/09
2025/5/21
更新2025/6/9
アスベスト工事監視技術者実践研修のご案内です
ぜひ最後までご一読いただき、ご参加をご検討ください
昨年2024年度は15名の工事会社、調査分析会社の方々が1日の座学研修に参加され、その後の堺市での本当の工事の監視技術実践研修に参加しました。
2024年 参加者達の声
・レベルの高い行政の方が各自治体にいればいいのですが、現実そうではないので、行政立ち入りの際にモニタリング技術者が助言をする形で立ち会う必要があると強く感じました。また、スモークマシンを使った漏洩検査を実施しましたが、予想外に学校室内側のガラリや2階の柱隙間からスモークが漏れ出し、スモークマシンの重要性を強く感じました。いろいろと勉強になりました。
・実際の現場での施行業者、発注者も協力して漏えい監視する ACA のやり方が大変勉強になりました。スモークマシンを焚いて、第三者曝露を防げた所などは普段は見られない。大変勉強させて頂きました。ACAの監視のやり方はこれから煩雑な除去工事の大事な役目になると思います。
・このような監視技術は絶対に必要だと感じました。今まで除去工事でこんなに漏えいすることがまかり通っていたと思うと、適正・適切な工事レベルの底上げの必要性を感じました。
・負圧機の確認は外見的には問題無さそうでも、スモークテスターで確認したら負圧機から粒子がダダ漏れだったこと、しかもその原因がフィルターを固定する金属部品を取り付けていなかったからというのが特定され、それを直させたのが印象的でした。
・気中の測定でセキュリティールームの前や負圧機の排出口等から粉じん・アスベストが検出される(漏れている)現場を見たことはありましたが、今回の研修で具体的にどのようにして粉じんが漏れ出しているのかを体験できたことが有意義でした。また、隔離養生内で負圧機を稼働した状態でスモークを焚くことで、気流の動きや、どういった部位で空気が滞留しやすいかを目視で確認できたことが非常に大きな経験となりました。
・負圧養生が設置された現場への立ち入り経験はありましたが、負圧養生の設計(換気能力)を考慮した設置や効果確認、漏れ確認する立場での現場は初めてでした。これまで、漏れはない、負圧状態なので漏洩しないものと信じていた部分があり、思っている以上に漏洩の危険性があり注意が必要なことがわかった。
・ACA講師より、追加した吸気口から構造上の問題より漏洩が指摘された際の説明で、負圧時 に加え、負圧機停止時の漏洩も指摘されており、負圧状態が前提の考え方では漏洩は防げないことがわかった。
・スモークを焚いての漏れ確認に際し、テープの貼り方により漏れが発生している個所もあり、設置作業を行う作業員一人ひとりの意識向上が必要だと感じた。
・養生撤去前や作業後の気中アスベスト濃度測定に行くことはあっても、なかなか隅から隅まで除去が完了しているかを見る機会や時間がありませんでした。その点で、今回は検査する側の指導を受けながらの完了検査を研修として受講でき、有意義な経験ができました。
・スモークマシンを使用した漏洩箇所の特定でデジタル粉じん計も有効であるが、懐中電灯を使用した方法でスモークが漏れ出てきたのが判定でき、気流の動きがわかり、それにより漏洩箇所を特定できたこと、その後の対処方法で提案の仕方も勉強になりました。
・すべてのことが勉強になりました。吹き付け材の除去は何回か入らせてもらいましたが、どこか不十分な感じがいつもありました。今回の研修では漏洩を、目に見える形、数値にして除去業者に改善してもらい適正な作業が行えるように指導方法が学べて良かったです。
・飛散抑制材散布前に、どのような除去面になるべきなのか確認でき、取り残し箇所の指導方法も学べて良かったです。
いかがでしょうか?
これまでに無かった本番の「アスベスト工事監視技術者研修」を受けてみませんか?
一方、日本では、利益相反のない第三者によるアスベスト工事監視の必要性や重要性が、十分に認識されていないのが現状です。作業員に対する個人ばく露のモニタリング(パーソナルエアモニタリング)や、工事中の空気中濃度の監視も、現行法では義務づけられていません。
一部の自治体では条例に基づく監視モニタリングが導入されていますが、実際の実施は施工会社から依頼された調査分析会社が担っているケースが多く、利益相反が存在します。このような監視モニタリングによって工事が実際に停止された事例は、これまでに確認されていません。
しかし実際には、日本国内の外資系企業が発注するアスベスト工事では、自国の規制に準じた第三者監視が導入されているケースが複数存在します。また、学校や幼稚園などの施設で飛散事故が発生したことをきっかけに、一部自治体が独自に第三者監視を実施している事例もあります。
近年、調査者資格の乱用や安価なインターネット取引による発注の横行により、意図的なアスベスト建材の見落としや不適切な工事が増加しています。これは、自治体や労働基準監督署など監視機関の体制や人員が不十分であることも一因です。
このような状況を改善するため、ACA Japanでは2024年より、工事業者と利益相反のない立場で監視・指導ができる「アスベスト工事監視技術者」の育成に取り組んでいます。
研修概要
本研修は、厚生労働省・環境省の
「建築物等の解体等に係る石綿ばく露防止及び石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル」
に記載されている内容に加え、現場でしか得られない実践的な知見を学べる貴重な機会です。
特に、堺市発注のアスベスト除去工事現場で、デジタル粉じん計やスモークマシンを用いた実践的な監視手法を体験いただきます。専門的な分析知識がなくても取り組める現場対応力を習得できます。
また、元請・一次下請工事関係者、調査分析会社、自治体の発注部門や規制部門の皆様にとっても、自社・自機関以外の取り組みを現場で学べるまたとない機会です。
具体的には、以下の知識と技術を実地で習得していただけます。
・適正なアスベスト工事計画の確認
・養生や集じん・排気装置機能の事前点検
・飛散・漏えい監視と完了検査
・工事関係者や施主、近隣住民、保護者とのコミュニケーション手法
さらに、以下の立場の方々にも対応:
・元請・一次下請の工事関係者には、確実に漏らさない現場管理法
・調査分析会社には、真に求められるモニタリングのあり方
・発注者(自治体発注部署)には、違法工事にならない入札仕様書作成方法
・規制機関には、現場監視の抜け穴の対応策
本研修では、異常発見から工事停止要請、原因特定、改善提案、効果確認、再開承認まで対応できる実践力を備えたアスベストコンサルタントの育成を目指します。
研修内容
■ 座学講習(1日間)(9:00~16:00 8:30受付開始、昼食付)
・1回目:令和7年6月7日(土)無事に終了
・2回目:令和7年7月5日(土)
・3回目:令和7年8月中 近日中に確定します
・場所:〒533-0014 大阪府大阪市東淀川区豊新1-4-6
■ 実地研修(3日間)
・実施時期:令和7年5月以降、年3回実施予定(堺市内工事現場)
・日程確定:各回、工事進捗に応じて実施1~3週間前にご案内
■ 募集人数
・定員:30名
※ 本気でやる気のある方のご応募をお待ちしております。
■ 注意
・石綿作業主任者の資格とフルハーネス特別教育講習受講資格が要ります。
お申し込み
以下をクリックしてお申し込みください。
事務局長 亀元宏宣

