日本石綿対策技術協会は、新たな石綿被害者の発生防止を目指し適正な石綿対策工事に関する技術を有する技術者を育成するための事業に取り組んでいます。

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アスベスト工事監視技術者実践研修(座学講習、実地研修) 参加者募集

2026/07/23

ACA Japan 会員の皆さま

 

 2026 年度 ACA Japan

 アスベスト工事監視技術者実践研修(座学講習、実地研修) 参加者募集

 

座学講習日時:2026 年8 月22 日(土)

会場:株式会社芦田工業(大阪市東淀川区)

 

 アスベスト除去工事現場で異常に気づいたとき、あなたは何を根拠に工事を止めますか。

「漏れているかもしれない」

「養生が不十分に見える」

「集じん・排気装置の状態がおかしい気がする」

 

 現場で危険を感じても、感覚や経験だけでは、施工者や発注者を納得させ、工事を止める

ことは容易ではありません。必要なのは、客観的な数字と、その数字から異常の原因を特

定し、是正につなげるロジックです。

 

 ACA Japan は今年も、アスベスト工事の適正化と違法工事の防止に貢献できる「アスベス

ト工事監視技術者」を育成するため、座学講習と実地研修を実施します。

今年の最大のテーマは、これまでのデジタル粉じん計の監視に加えて、

KRI センサーによる「新しい時代の監視」です。

 KRI センサーは、隔離養生内に設置できるディスポーザブル型のセンサーです。

 隔離養生内の粉じん量を1 分ごとに測定し、その変化を連続的に把握できます。

 

これにより、単に測定時点の数値を確認するだけでなく、

• いつ、どの作業を境に異常が発生したのか

• 作業に伴って粉じん量がどのように変化したか

• 集じん・排気装置から漏えいがしているか

• フィルターの交換時期が近づいていないか

を、客観的な数字として追跡できるようになります。

 

 これまでのデジタル粉じん計による監視をさらに一段進め、「測った瞬間」だけではなく、

「変化の連続」を監視する方法です。数字は、記録を残すためだけのものではありません。

異常を発見し、工事停止を求め、漏えい箇所と原因を特定し、改善を指導し、その効果を確

認したうえで安全な作業再開につなげるための、重要な判断材料です。また発注者や近隣

住民に対して適切に工事を行った証拠にもなります。

 

 本講習では、KRI センサーをはじめとする客観的なデータを用いて、不適切な工事や違法

工事を「数字で止める」ための考え方と実践ロジックを解説します。

 

 座学で学び、実際の工事現場で身につける

本研修は、教室で知識を聞くだけの講習ではありません。座学講習で監視の基本、測定結

果の読み方、異常時の判断方法を学んだ後、実際のアスベスト除去工事現場に入り、工事

の各段階で監視を実践します。

 

作業開始前

 作業開始前に隔離養生が適切に設置されているか、集じん・排気装置の機能、負圧状態、

空気の流れに異常がないかを検査します。異常箇所を特定し、問題点を改善させます。

 

作業中

 デジタル粉じん計、KRI センサー、スモークマシンなどを活用し、隔離養生からの漏えいや

設備の異常を監視します。異常な数値を確認した際には、工事停止要請、漏えい箇所の特

定、原因の分析、改善方法の提案までを実践します。

 

作業完了後

 アスベスト含有建材の取り残しがないか、清掃が十分に行われているか、隔離養生を解除

しても問題がない状態かを確認します。「作業が終わった」という施工者側の説明だけで判

断するのではなく、第三者の立場から完了状態を確認するための検査方法を学びます。

現場でしか学べない「異常発見後」の技術測定機器の使い方を教える講習はあります。

しかし、異常な数字が出た後に、

1)どこから漏れているのか

2)なぜ漏れたのか

3)何を改善させるべきか

4)改善によって本当に安全になったのか

5)どの段階で作業再開を認めるのか

ここまでを一貫して学べる機会は、ほとんどありません。

 本研修では、実際の工事現場で発生するさまざまな状況を通して、漏えい特定、原因特

定、改善指導、改善効果確認、現場関係者への指導という、監視技術者に求められる一連

の対応力を身につけます。マニュアルを知っているだけでは、現場は変えられません。

 異常を見つけたときに、自ら判断し、関係者に説明し、工事を止め、改善させることのでき

る技術者を育成する。それが、この研修の目的です。

 一度では身につかないから、納得できるまで現場へ。

 

 本研修の受講料は、決して安価ではありません。しかし、これは一度参加して終わる見学

会ではありません。

 

 一度プログラムにお申し込みいただいた方は、納得がいくまで、何回でも実地研修の現場

に参加できます。アスベスト除去工事は、建物、工法、施工者、養生方法、使用機器などに

よって、現場ごとに状況が異なります。一つの現場を見ただけで、あらゆる異常に対応でき

るようになるわけではありません。

 複数の現場に繰り返し参加し、正常な状態と異常な状態の違いを自分の目で確認する。異

常の原因を考え、改善の過程と、その効果まで見届ける。その経験の積み重ねによって、

初めて現場で通用する監視技術が身につきます。

 本研修は、単なる知識ではなく、責任ある判断ができる実践力を習得していただくためのプ

ログラムです。

 

 このような動機を持つ参加者を歓迎します

- 元請・一次下請の工事関係者の皆様:アスベストを確実に漏えいさせないための現場

管理方法。

- 調査・分析会社の皆様:測定して報告書を作成するだけではない、本来求められる監

視モニタリングのあり方。

- 自治体や民間企業の発注担当者の皆様:違法工事や不適切工事を防ぐための仕様

書、監督、検査の考え方。

- 規制・監督機関の担当者の皆様:書類確認だけでは見抜けない現場の問題点と、監視

の抜け穴への対応方法。

- そして、アスベストコンサルタントを目指すの皆様:工事関係者から独立した立場で、異

常発見から工事停止、原因特定、改善提案、効果確認、再開判断までを担うための実

践力。

 

 専門的な分析業務の経験がない方でも、現場で監視を行うための基本から段階的に学ん

でいただけます。

 

 日本に、工事業者から独立した監視技術者を海外では、建物所有者や管理者が工事会社

とは別に第三者監視会社と契約し、アスベスト工事を監視させる仕組みが広く取り入れられ

ています。監視者は、アスベストの飛散や違法工事、その恐れを確認した場合に、工事を

停止させ、是正を求める役割を担います。

 一方、日本では、工事業者と利益相反のない第三者による監視の必要性が、まだ十分に

認識されていません。施工会社から依頼を受けた調査・分析会社がモニタリングを担当す

るケースも多く、異常が発見された場合に、誰が工事を止めるのかという課題が残されてい

ます。不適切な工事を防ぐために必要なのは、測定機器だけではありません。

 数字を読み、異常を見抜き、工事関係者に説明し、改善を実行させる人材です。

 

 ACA Japan は、その役割を担う「アスベスト工事監視技術者」の育成に取り組んでいます。

 

お申し込みはこちら

https://forms.gle/794sK8tDvwSjGhHs9

 

研修概要

 

座学講習

日時:2026 年8 月22 日(土) 9:00~16:00 受付8:30 から。昼食付き。

会場:株式会社芦田工業 〒533-0014 大阪府大阪市東淀川区豊新1-4-6

座学では、工事計画の確認方法、養生検査、集じん・排気装置の機能検査、漏えい監視、

完了検査に加え、KRI センサーを用いた1 分ごとの粉じん監視と、客観的な数字に基づい

て工事停止・改善を求めるためのロジックを学びます。

実地研修

実際のアスベスト除去工事現場において、作業開始前、作業中、作業完了後の監視・検査

を実践します。大阪堺市の除去現場を予定しています。実施日は工事の進捗に応じて決定

し、原則として実施日の1~3 週間前に参加者へご案内します。

 

注意:

実地研修では防護服・防護マスクを着用して隔離養生内に入ります。また外壁足場での高

所作業があります。石綿作業主任者資格とフルハーネス特別教育講習受講資格が必要で

す。

 

特典

一度プログラムにお申し込みいただいた方は、年度をまたいでも、ご自身が納得されるま

で何度でも現場の実地研修にご参加いただけます。また、刻々と進化する新たな監視機器

の最新情報を盛り込んだ講習動画も、継続して共有していきます。

 

研修費

座学講習、実地研修(3日:作業開始前、作業中、作業完了後、それ以上も受講化)

ACA 会員 100,000 円/1 人(会員価格適用)

非会員 200,000 円/1 人(※入会と同時申込で会員価格適用)

参加申込Google Formのリンクはこちらです。

申込締切は8 月18 日(火)

https://forms.gle/794sK8tDvwSjGhHs9

 

参加者の声

高いですが、参加した方からは以下のコメントをいただいています。

 

株式会社日新環境調査センター A さん

「座学とは思えないほど、体験型で充実していました」

- 模型ハウスを使って、集じん・排気装置の設置場所によって気流がどう変わるのかを、実際に

目で見て確認できました。座って話を聞くだけではなく、自分で見て、考えて、体験する内容が

多く、座学講習とは思えないほど充実していました。

- 講習で学んだことを、すぐに実際の除去工事現場で試せたのも大きかったです。モニタリングや

現場指導の知識が、座学と実地研修を通してしっかりつながりました。

 

エヌエス環境株式会社 佐藤 正路 様

「現場で起きている問題を前に、リアルな解決策を学べます」

- この研修の魅力は、実際の工事現場に入り、作業前・作業中・作業後のすべての段階

を経験できることです。現場は一つひとつ条件が違い、起きる問題も同じではありませ

ん。だからこそ、その場で起きている問題を見ながら、「何が原因なのか」「どう改善す

ればよいのか」というリアルな解決策を学べました。現場管理者と監視者では立場が違

います。それでも、「石綿を漏えいさせず、安全に除去する」という最終的な目的は同じ

です。

- まず客観的な数値で状況を把握し、その数字を共通言語にして対策を考える。そうして

関係者が納得したうえで実施する対策は、現場で受け入れられやすく、継続もしやす

い。さらに、発注者や周辺住民への説明や合意形成にも役立つことを学びました

 

渡邊建築工房株式会社 渡邊 元文 様

「本当の現場でしか得られない、生のデータを実感できました」

- 実際の作業現場に入り、工事の進行に合わせて数値がどう変化するのかを、時系列で

確認することができました。作業場所の中だけでなく、敷地周辺の状態まで含めて監視

することで、本当の現場から得られる“生のデータ”を実感できる研修でした。

- また、単に測定や監視の技術を学ぶだけではありません。解体業者、建物管理者、地

域住民など、それぞれの立場に立って考えることで、現場全体をどう管理していくべき

か、総合的な視点を身につけることができました。

測定する人から、工事を変えられる人へ

この研修で目指すのは、粉じんの数値を測って報告するだけの技術者ではありません。

異常を数字で発見し、原因を突き止め、必要な改善を指示し、その効果を確認できる技術

者です。現場で違法工事や不適切工事を目の前にしたとき、見過ごさず、曖昧にせず、客

観的な根拠をもって行動できる人材が必要です。

- 見えないアスベストの危険を、見える数字に変える。

- その数字を、現場を止め、改善させる力に変える。

 

本気でアスベスト工事の適正化に取り組みたい皆様のご参加をお待ちしています。

 

まず最初は、2026 年8 月22 日(土)9 時からの大阪での座学講習から、

お申し込みはこちら

https://forms.gle/794sK8tDvwSjGhHs9

 

事務局長 亀元宏宣

一般社団法人日本石綿対策技術協会(ACA Japan)

住所:東京都千代田区神田神保町2-2-31 ヒューリック神保町ビル4 階

協会URL:https://www.aca-japan.or.jp/

TEL:03(6630)6623

本協会は、「石綿による新たな被害の発生を防止するため、石綿対策工事に関する

①適正な知識及び技術を有する施工管理技術者及び

②優秀な技能を有する作業者を育成し、

③これらの者が活躍できる場を創出する

こと」を目的として様々な活動をしていきます。


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【8月22日申込書】 Google フォームの申込リンクからの申込が難しい場合は、以下の申

込書の7項目をメール本文にご記入のうえ、または手書きでご記入後にPDF 化して添付

し、次のアドレスまでメールでお送りください。E-mail:seminar2@aca-japan.or.jp

1. 申込者名(ヨミガナ):

2. メールアドレス:

3. 自治体名:

4. 所属機関部署名:

5. 所在地:

6. 申込者連絡電話番号:

7. 事前質問(あれば記入してください。講習会でできるだけ回答します):


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